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2005年02月17日
テルミンのボリュームコントロール(2)
先日のテルミン大学で、ぼくのボリュームコントロールのしかたがどうやらマズかったらしいというのは書いたとおり。
たとえばミの音からソの音に移動する場合、テルミンではどうしたってその間の音、経過音が鳴ってしまう。特にまだ各音階に対する手のフォームが身体に染み付いていないうちは、指先が正しい音程に落ち着くまで迷う。そうすると経過音が目立つようになる。そこでボリュームコントロールでその間の音量を抑えると経過音も目立たなくなる。ただこれをやりすぎると、音と音がブツ切りになってフレーズの横のつながりを台無しにしてしまう。ぼくが陥ってたのがこの状態だ。
ところで、ある方にメールに指摘され、はたと気づいたことがある。
その方いわく、音と音の間を区切ってしまうのは、鍵盤的な考えだと。
ピアノでドレミとフレーズを演奏する場合、たとえ楽譜にスラーが記されていても、それは単なる表現記号に過ぎず、それぞれの音のタイミングで鍵盤を叩くという明確な区切りがある。
バイオリンの場合、楽譜上スラーで括られたひとつのフレーズは、ひと弓で演奏する。管楽器の場合はそれがひと息ということになる。
テルミンのボリュームコントロールは、このバイオリンのひと弓、管楽器のひと息に近いのかもしれない。
テルミン大佐藤教授はバイオリン経験者であるらしい。教授は「バイオリンとテルミンは感覚が似てます」とおっしゃっていた。それまでは単にピッチアンテナと、バイオリンの「フレットレス」な指盤の関係が似ているのかと思ってたが、ボリュームアンテナと弓の感覚も似ているんじゃないかということに気づいた。
メールの方も言っていたが、テルミンという一見どんな楽器にも似てない特異なものが、実はいろんな楽器と共通点を持つことは新鮮な発見だ。
ということで、バイオリンのボウイングを意識してテルミンを奏でてみるが、なかなか一度固まったクセは抜けない。ボリュームアンテナを操る左手に意識が行くと、ピッチアンテナの右手がおろそかになる。
まさに振り出しに戻る、だ。頭の中で水前寺清子が歌う。3歩進んで2歩下がる。汗かきべそかきテルミンと歩もうよ。









コメント
ま、まさか同じ思考回路?
ワタクシの頭の中でもいつも水前寺清子さまが
「さ〜んぽ進んで二歩下がる〜」と、テルミンで壁にぶつかった時にお唄いになられます。
左手と右手の動作ですが、なれてくれば必ずべっこに動いてくれるようになります。
ピアノだってある意味、右手と左手は別の鍵盤たたいているし。ちょっとテルミンの動きとは異なりますけれどね。
上手く行かないな、と思った時は、まずシャドウテルミンがいいです。鏡を見ながらがいいです。
もしもビデオをお持ちなら、ビデオで自分を撮影するのが一番いいそうです。
(ワタクシはびんぼーなので持っていなくて悲しい)
投稿者 マキ : 2005年02月18日 06:50
なるほど!目から鱗です!
早速;シッポナ〜ルでもボウイング出来るように
シッポをもう一本生やすしか!
アコ〜ディオンで有名なあのDr.コパも、
『鍵盤三年、蛇腹八年』とゆうようなコトを
おっしゃっていたので、ときわサンもあと11年
かけて365歩を踏破してくださいヨ。
うちには全身が映る大きな鏡が二つありますヨ。
その前に立って楽器を弾いてると…うっとりしますネ。
夢見心地で楽器も上達。こんなに幸せでいいのかちや。
投稿者 <> : 2005年02月18日 13:40
>マキさん
うむむ。残念ながらわが練馬の草庵に、大きな鏡は風呂場にしかありませぬ。そして狭い。あとはキャンドゥで買った手鏡。こいつは床に落としたのに気づかずに踏んでしまい、蜘蛛の巣状態です。
シャドーテルミン、その言葉を最初聞いたときに、ボクサーのようにストイックかつナルシスティックにやるイメージが頭の中で出来上がってしまって・・・つまり語感だけで笑ってしまうのですが、今度マジメに取り組むことにします。
>< >たん
目から鱗って!誰がメールしたとですか!
アコーディオンで有名なDr.コパって会社で読んで笑いこらえるのに必死でしたよ。加納典明似のCOBAですね。あたしゃ「タモリの音楽は世界だ」で準レギュラーだった時代からのファンです。といってもCD3枚くらいしか持ってないけど。
テルミン的に言うならピッチアンテナ3年、ボリュームアンテナ8年かな。
<>たんがナル男だということが判明したところで、あの・・・シッポナールのライブ配信期待してますのでぜひやってください。
投稿者 ときわ : 2005年02月18日 23:00