« 担々麺放浪記(1) | メイン | 担々麺放浪記(2) »

2004年10月17日

24日目──チューナーを冷やかしに

うむむむ。うまくピッチを取れるときもあり、全然うまくいかない時もあり。こういうときは得意の楽観的解釈という得意技で、「あ、これはきっと自分の中で正確なピッチへの感覚が研ぎ澄まさせつつあるのだ。それで、ちょっとのズレでも物凄く気持ち悪く感じるようになってるだけで、実際は絶対前より上達しているのだ」と無理やり好意的解釈。こんな嘘を付いていても、次回音をアップするときに絶対バレると思うが、そんなにこの場所宣伝しているワケでもないし、あくまで自己満足日記だから気にしないのである。

さて今日は朝起きると天気が良かったので、洗濯をして、布団を干して、しばらくサボっていた部屋の掃除をした・・・ああ、ついに普通の日記化してきたなぁ。部屋で腐ってても勿体無いので、特に予定はなかったが、出かけることにする。

西武新宿線に乗って、高田馬場に取り合えず出る。JRに乗っても良かったが、乗換えの切符を買うのが面倒くさく、駅を出るとそのまま早稲田通りを東にてくてく歩き、明治通りにぶつかったところで新宿方面に折れる。

明治通りを50mくらい進むと、ここにお気に入りの担々麺が食べれる店「四川麻婆豆腐華家」がある。担々麺ってこんなに美味かったのか、と僕の担々麺放浪生活の決定的な一打となる、開眼の一杯を提供してくれた店である。ちらりと覗くと営業中だったので、迷わず入って担々麺とミニマーボー飯を頼む。

美味い・・・・!
まっすぐな細麺によく絡む、ゴマとナッツのペーストがクリーミーなスープ。甘辛く炒めたひき肉に、アクセントの三つ葉の苦味。辛いだけでない濃厚で複雑な味のハーモニーをしばし堪能。麻婆豆腐も山椒の香りがほどよく利いていて、場末の中華料理屋の麻婆豆腐とは一線を画する出色の味。ガイドブックはおろかまだネットにさえ紹介しているトコは少ないが、ここは絶対オススメな穴場スポット。

食べ終わると、明治通りを走っているバスに乗って新宿3丁目へ。「スウィングガールズ」を鑑賞。非常に面白かった。前に映画館でみた映画が「イノセンス」だったので、あの時は終わったあとどの人もキツネにつままれたような顔をして映画館をでていったが、今回は皆幸せそうな顔であった。テナーの主人公の田舎臭い可愛さもいいが、ドラムのおかっぱの女の子が、なんか素敵。あのキャラ憎めない。

映画館を出ると、そのまま人の流れにのって、歩行者天国の新宿通りを歩く。人ごみが嫌いなので日曜日にここに来ることがなかったので知らなかったが、いろんな大道芸人が芸を披露していた。しっかし、フォルクローレ(アンデスの民俗音楽。「コンドルは飛んでいく」とか)のグループが3つくらいあったが、共倒れしないんだろうか。

マイシティの横を通って、JR新宿駅南口方面へ、甲州街道の陸橋を渡り、ルミネ1へ。7階のレストラン街に直行し、前々から目をつけていた担々麺の美味いという店「希須林」に入店。具沢山で美味かった。麺がかなり太麺。スープはほどよくゴマの風味が利いているが、やや上品な印象。お値段1200円ちょっともしたので、また来るかどうかは微妙。

満腹状態で(ていうか昼夜担々麺って異常だよ我ながら)西口方面に歩く。西口を素通りして、大ガード下をくぐり、西武新宿ぺぺに。島村楽器が目当て。

ここに、こういうミニテルミン(Xecoo XMT-2)が展示してある。なかなか可愛らしいのに、2アンテナという本格派で、テルミン物欲臨界点突破まではちょっと購入を考えていた。しかし、その時はここで実機を触れてかなり不安を感じたので、購入をパスしたのだが、ちょっとテルミンの腕もあがったし、また印象も違うかもってことで再チャレンジ。

うむむむむむ。印象変わらず。ピッチアンテナの感度が悪い。というか、狭い場所に置かれてるからいろいろ干渉してるんじゃないだろうか。チューニングつまみを調整してもカタログスペックの5オクターブってのがかなり怪しいくらい狭い範囲でしか反応しないっす。それと、外部アンプに繋げているのはいいんだが、かなりS/N比が悪いらしく、ノイズ乗りまくり。これで税込み約4万ですから、売れてるんですかねー。もっと展示方法を考えたほうがいいんじゃないかなー。

ミニテルミンは諦め、ギターのエフェクターコーナーを冷やかす。むむむ。BOSSのコンパクトエフェクター、歪み系に比べて空間系は高いのね。倍以上の予算でマルチエフェクターを買ったほうがいいんじゃないだろうか。テルミンにPODとか、面白そうかも。

チューナーを見てると、バイトっぽい店員のお兄さんが寄ってきた。
「何かお探しですか」
「・・・・ええ、まあ。ちょっとチューナーを」
「楽器は?」
「(言っていいものかかなり迷う)ギターとかじゃなく、テルミンなんです」
「テルミン?」
案の定、ものすごーく店員が引いてしまった。しばらく話してみたが、お互い溝は埋まらず、ゆるーい空気が流れてしまったので
「すんません。ちょっと自分で調べ直してまた来ます」
と言ってすごすご退散。店員もすぐ解放してくれた。

軽い敗北感を味わいつつ、西武新宿線に乗って帰宅。一人暮らし社会人のお気楽な休日の一日はこうして過ぎていくのであった。

2004 10 17 [テルミン練習日記] | 編集

この記事のURL:
トラックバックURL:


トラックバック

コメント